レジ前で、お目当てのポイントカードが見つからず、焦った経験はありませんか?
パンパンに膨らんだお財布は、見た目が良くないだけでなく、もしかしたら金運を逃しているサインかもしれません。
実は、財布にポイントカードをたくさん入れておくことは、風水の観点から見ると、あまり良いことではないと言われているのです。
この記事では、ついついやってしまいがちな金運ダウンの習慣から、誰でも今日から始められる簡単な金運アップの整理術まで、財布とカードにまつわる風水の知恵を分かりやすく解説します。
あなたの財布を、お金に愛される最高の場所に変えていきましょう。
金運ダウン?財布とポイントカードに関する風水のNG習慣
毎日使う財布だからこそ、その状態が金運に大きな影響を与えると言われています。
風水では、財布はお金にとっての「家」や「ホテル」のような場所だと考えられています。
居心地の良い家には人が集まるように、お金も快適な財布に集まってくるとされているのです。
しかし、知らず知らずのうちに、その大切な「家」を居心地の悪い場所にしているかもしれません。
ここでは、財布とポイントカードに関する、やってはいけない風水的なNG習慣について詳しく見ていきましょう。
そもそも財布にポイントカードを入れるのは風水的にNG?
結論から言うと、風水の世界では、財布にポイントカードをたくさん入れておくことは、あまりおすすめされていません。
これには、いくつかの理由があります。
「火」の気を持つカード類
多くのポイントカードやクレジットカードは、プラスチック製です。
風水の基本的な考え方である五行思想において、プラスチックのような人工的な素材は「火」の気を持つとされています。
一方で、お金そのものは「金」の気を持つ存在です。
五行の関係性では、「火」は「金」を溶かしてしまう(火剋金)とされており、相性があまり良くありません。
つまり、「火」の気を持つカード類で財布がいっぱいになっていると、「金」の気であるお金のエネルギーが損なわれ、金運が下がってしまうと考えられているのです。
「消費」を象徴するアイテム
ポイントカードは、買い物をした時にお得になる、いわば「消費」を促すためのカードです。
そのため、財布の中にポイントカードがたくさんある状態は、「お金を使うこと」に意識が向きすぎていると解釈されることがあります。
金運をアップさせるためには、お金を呼び込む「豊かさ」のエネルギーで財布を満たすことが大切です。
「消費」の気が強いポイントカードは、その流れを妨げてしまう可能性があるのです。
財布のカード枚数は風水で何枚が理想?入れすぎのリスク
では、具体的に何枚までなら財布にカードを入れても良いのでしょうか。
風水では、縁起の良い数字として「8」が好まれる傾向にあります。
「八」は末広がりを意味し、幸運を招く数字とされているため、財布に入れるカードも8枚までに絞るのが理想的と言われています。
もちろん、これはあくまで目安の一つです。
大切なのは、財布がパンパンに膨れ上がらない、スッキリとした状態を保つことです。
カードを入れすぎることには、風水的な観点から見ていくつかのリスクが伴います。
気の流れが滞る
財布の中がカードでぎゅうぎゅう詰めになっていると、エネルギーの流れ、つまり「気」の流れが滞ってしまいます。
お金は循環することで豊かさを生み出すと考えられているため、気の流れが悪い財布には、新しいお金が入ってきにくくなると言われています。
お金への意識が散漫になる
たくさんのカードの中から目的のものを探す行為は、意識を散漫にさせます。
お金の「家」である財布の中は、常に整理整頓され、お金を大切に扱える環境が理想です。
カードの整理ができていないと、お金の管理そのものも雑になりがちで、無駄遣いの原因にもなりかねません。
財布そのものが傷みやすくなる
物理的にカードを詰め込みすぎると、財布の型崩れや傷みの原因になります。
風水では、古く、ボロボロになった財布は金運を下げると考えられています。
大切なお金を迎えるための「家」が傷んでいる状態は、決して良い状態とは言えません。
財布を長持ちさせ、良い状態を保つためにも、カードの入れすぎには注意が必要です。
レシートや古いお守りも注意!財布に入れてはいけないもの
金運を下げる原因となるのは、ポイントカードだけではありません。
財布の中を一度チェックしてみて、以下のようなものが入っていないか確認してみましょう。
レシートや領収書
レシートや領収書は、お金が出ていった記録、つまり「消費」の象徴です。
風水では、こうした「過去の出費」を財布の中に溜め込むことは、金運を停滞させ、お金が出ていく流れを強めてしまうと考えられています。
レシートはその日のうちに財布から出し、家計簿につけたり、専用の場所に保管したりする習慣をつけましょう。
1年以上経った古いお守り
神社やお寺でいただいたお守りは、一般的にその効力は約1年とされています。
古いお守りをいつまでも財布に入れていると、良い運気を呼び込むスペースがなくなってしまいます。
一年経ったお守りは、感謝の気持ちを込めて、いただいた神社やお寺に返納するのが丁寧な作法です。
期限切れのクーポン券
期限が切れたクーポン券は、もはやただの紙切れです。
このような不要なものを財布の中に溜め込むことは、運気の停滞を招きます。
定期的に財布の中身を見直し、不要なものはすぐに処分する「断捨離」を心がけましょう。
他人の名刺
ビジネスシーンで交換した名刺などを、一時的に財布に入れることもあるかもしれません。
しかし、名刺にはその人の気が宿っていると考えられており、自分のお金と他人の気が混ざり合うことは、気の乱れにつながるとされています。
名刺は専用の名刺入れで管理するのが基本です。
クレジットカードを財布に入れない方が良いとされる理由
クレジットカードも、ポイントカードと同様にプラスチック製であるため、「火」の気を持つアイテムです。
さらに、クレジットカードは「信用」や「借金」といった意味合いも持つため、お金そのものである「金」の気とは性質が異なります。
風水的には、「これから入ってくるお金」と「未来の支出(借金)」を同じ場所に入れておくことは、金運のバランスを崩すと考えられています。
とはいえ、現代社会においてクレジットカードは必要不可欠なものです。
どうしても財布に入れる場合は、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 枚数を厳選する: 本当に必要なカードだけに絞り、枚数を最小限にしましょう。
- お札と直接触れないようにする: カードポケットにきちんと収納し、お札とは別のスペースに入れることを意識してください。
運気を下げる財布の色や形、やってはいけない使い方とは
財布そのものの選び方や扱い方にも、金運を左右するポイントがあります。
運気を下げる可能性のある財布の色
- 赤色: 赤はエネルギーを活性化させる強い色ですが、お金に関しては「火」の気が強く、お金を燃やしてしまうとされ、出費が増える傾向があると言われています。
- 青色: 青は「水」を連想させる色です。水がお金を流してしまうイメージにつながるため、浪費が増えたり、お金が貯まりにくくなったりすると考えられています。
避けた方が良いとされる財布の形
風水では、お札を折り曲げずに収納できる長財布が最も良いとされています。
お札にとって窮屈な二つ折り財布や三つ折り財布は、居心地が悪く、お金が出ていきやすいと考えられているからです。
ただし、ライフスタイルによってはコンパクトな財布の方が便利な場合もあります。
その場合は、できるだけ丁寧にお札を扱い、財布の中を常に綺麗に保つことを心がけましょう。
やってはいけない財布の使い方
- バッグに入れっぱなしにする: 財布は一日の終わりにはバッグから出し、静かで暗い場所(北側の部屋の引き出しなど)で休ませてあげましょう。人間が家で休むのと同じです。
- 床やキッチンに置く: 床は様々な気が落ちている場所、キッチンは「火」と「水」の気が混在する場所であり、どちらも財布を置くには適していません。
- ボロボロの財布を使い続ける: 財布の寿命は一般的に約3年(1000日)と言われています。糸がほつれたり、革が剥げたりした財布は、金運を呼び込む力が弱まっています。感謝の気持ちを伝えて、新しい財布に買い替えるタイミングです。
財布とポイントカードで金運アップ!今日からできる風水整理術
ここまで、金運を下げてしまう可能性のあるNG習慣について見てきました。
「私の財布、当てはまるかも…」と不安になった方も、大丈夫です。
大切なのは、今日から意識を変えて、できることから始めてみることです。
ここでは、財布とポイントカードを上手に整理し、金運をぐんぐん引き寄せるための具体的な方法をご紹介します。
誰でも簡単に取り入れられるアイデアばかりなので、ぜひ試してみてください。
みんなポイントカードの収納はどうしてる?おすすめ整理方法
財布をスッキリさせ、金運アップの流れを作るための第一歩は、ポイントカードの整理です。
賢く整理している人たちが実践している、おすすめの収納方法を見ていきましょう。
カードケースを別に用意する
最もシンプルで効果的な方法が、財布とは別に専用のカードケースを持つことです。
これにより、財布の中はお札や厳選したカードだけになり、お金にとって非常に快適な空間が生まれます。
カードケースを使う際は、以下の点を意識すると良いでしょう。
- ジャンル分けする: 「よく使うお店」「スーパー」「ドラッグストア」など、自分なりに分かりやすく分類しておくと、レジ前でスムーズに取り出せます。
- 持ち歩くものを厳選する: その日に使う予定のあるカードだけをカードケースに入れて持ち歩くようにすれば、荷物も軽くなります。
スマホアプリを活用する
最近では、多くの店舗がポイントカードをスマホアプリ化しています。
物理的なカードを持たなくても、スマホ一つでポイントを貯めたり使ったりできるので、非常に便利です。
財布の中にあるポイントカードをチェックし、アプリに移行できるものがないか確認してみましょう。
カードの枚数を劇的に減らすことができ、財布が一気にスリムになります。
このように物理的なカードをデジタルに集約していく流れは、国が推進するキャッシュレス化の一環でもあります。お金の管理やキャッシュレス決済に関するさまざまな情報は、金融庁のウェブサイトでも確認することができます。
定期的に「断捨離」する
「いつか使うかも…」と思って、ずっと使っていないポイントカードはありませんか?
風水では、不要なものを溜め込むことは運気の停滞を招くと考えられています。
1年以上利用していないカードは、思い切って処分することをおすすめします。
処分の際は、ハサミで切込みを入れるなどして、個人情報が分からないようにしてから捨てましょう。
月に一度、給料日などに財布の中身を見直す日を決めておくと、不要なカードが溜まるのを防げます。
女性に特におすすめ!財布と小銭入れを分ける効果とは?
特に女性の間で実践している人が多いのが、長財布と小銭入れ(コインケース)を分けて持つスタイルです。
これには、見た目がおしゃれというだけでなく、風水的にも大きなメリットがあります。
風水では、紙幣は「静」のエネルギー、硬貨は「動」のエネルギーを持つとされ、性質が異なると考えられています。
性質の違うものを同じ空間に入れておくと、お互いの気が乱れてしまう可能性があるのです。
財布と小銭入れを分けることで、以下のようないい効果が期待できます。
- お札が傷みにくくなる: 小銭の金属で紙幣が汚れたり傷んだりするのを防ぎ、お札を綺麗な状態で保てます。
- 財布がスッキリする: 小銭の重みや厚みで財布が型崩れするのを防ぎ、スマートな状態を維持できます。
- お金の管理がしやすくなる: 会計の際に小銭をスムーズに取り出せるだけでなく、「今日は小銭入れの中だけで過ごす」といった予算管理もしやすくなります。
財布とカードケースの二個持ちは、風水的にどうなの?
財布とカードケースを分けて持つ「二個持ち」は、風水的に見て非常に良い習慣です。
これは、お金の「家」である財布の環境を、最高に良い状態に保つための理想的な方法と言えるでしょう。
お金の居心地が良くなる
財布の役割を「お金を休ませ、エネルギーをチャージする場所」に特化させることができます。
余計なものがなく、スッキリと整理された財布は、お金にとって最高のパワースポットとなり、仲間(他のお金)を呼び込みやすくなると言われています。
「火」の気からお金を守る
前述の通り、プラスチック製のカードは「火」の気を持ちます。
カードケースを別にすることで、「金」の気を持つお札を、「火」の気から物理的に遠ざけることができます。
これにより、お金のエネルギーが損なわれるのを防ぎ、金運を守ることができるのです。
金運アップのために財布に入れておくと良いものって何?
財布の中を整理して、良い運気が入るスペースができたら、今度は金運を呼び込むアイテムを入れてみましょう。
お守りのように、そっと財布に忍ばせておきたい縁起物をご紹介します。
種銭(たねせん)
「種銭」とは、お金を呼び込むための元手となるお金のことです。
新札の千円札や一万円札など、綺麗なお札を一枚、「これは使わない」と決めて財布に入れておきます。
この種銭が仲間を呼び、財布にお金が集まってくると言われています。
誰かからいただいたお札(特に成功している人から)を種銭にするのも良いとされています。
縁起の良いコイン
- 五円玉: 「ご縁」につながるとして、縁起の良い硬貨の代表格です。綺麗な五円玉を選んで入れておきましょう。
- 自分の生まれた年の硬貨: 自分自身の金運を守ってくれるお守りになると言われています。
金運アップの縁起物
- 蛇の抜け殻: 蛇は脱皮を繰り返して成長することから、「再生」や「無限」の象徴とされ、古くから金運アップのご利益があると言われています。お守りとして売られているものもあります。
- フクロウのモチーフ: フクロウは「不苦労(苦労しない)」「福来郎(福が来る)」などの語呂合わせから、幸運を招く鳥とされています。小さなチャームなどを入れるのも良いでしょう。
お札の向きや入れ方も重要!正しい財布の使い方で運気向上
最後の仕上げとして、お金そのものの扱い方を見直してみましょう。
日々のちょっとした心がけが、金運に大きな差を生むかもしれません。
お札の向きを揃える
お札を財布に入れる際は、上下の向きを揃えるのが基本です。
さらに、肖像画の頭を下(財布の底側)に向けて入れると、お金が出ていきにくくなると言われています。
これは、人物が逆さまになることで、財布から出ていこうとしなくなる、という考え方に基づいています。
お札を金額ごとに整理する
一万円札、五千円札、千円札をそれぞれ順番に、手前から(あるいは奥から)大きい金額順に並べて入れるようにしましょう。
お金をきちんと整理整頓して大切に扱う姿勢が、金運を呼び込みます。
お金への感謝の気持ち
最も大切なのは、お金に対する感謝の気持ちです。
お給料が入ってきたときには「今月もありがとう」、支払いをするときには「いってらっしゃい、また仲間を連れて帰ってきてね」と心の中で思うだけでも、お金との関係性は変わってきます。
財布を綺麗に保ち、お金を大切に扱うことは、自分自身の心を整えることにも繋がります。
ぜひ、今日からできる風水整理術を実践して、あなたの財布を幸運でいっぱいにしてください。
まとめ:財布のポイントカード整理と風水で金運アップを目指そう
ついつい増えてしまうポイントカードで、お財布がパンパンになっていませんか?
風水では、ポイントカードのようなプラスチック製品が持つ「火」の気が、お金の持つ「金」の気を弱めてしまうと考えられています。
また、レシートや期限切れのクーポンを溜め込むことも、運気の停滞を招くNG習慣です。
金運をアップさせるための最大のポイントは、財布とポイントカードの住まいを分けること。
専用のカードケースを用意したり、スマホアプリを活用したりして、財布の中をお金にとって居心地の良い、スッキリとした空間に整えましょう。
財布と小銭入れを分ける、お札の向きを揃えて丁寧に入れる、そして何よりお金に感謝する気持ちを持つことも大切です。
この記事で紹介した整理術を参考に、あなたの財布を最高のパワースポットに変えて、豊かな毎日を送りましょう。